レーザー印刷とは?特徴や印刷工程を分かりやすく解説
レーザー印刷とは、素材の表面にレーザー光を当て、焼き刻むことでデザインを施すレーザー印刷方法です。本記事では、「レーザー印刷」の特徴や印刷工程をわかりやすく解説していきます。ノベルティグッズ作成の際にぜひご参考ください。
1. レーザー印刷とは?
レーザー印刷は、印刷したい箇所に高温のレーザーを当てて物体を溶かしたり、焼いたりすることで文字やデザインを彫刻する印刷方法です。主に金属製の商品や木製の商品に使用します。印刷と表現はしておりますが、特定のインクを載せたりするわけではなく彫られた陰影でデザインを表現するので、立体感のある雰囲気と素材自体の自然な風合いが楽しめるため、金額帯の高いノベルティや周年記念品などを制作する際によく選ばれています。
2. 特徴
素材の表面にレーザー光を当て、焼き刻むことでデザインを施すレーザー彫刻印刷には、微細なデザインも高精度で再現できることと、素材に接触しないための繊細な作業が可能な点が魅力です。従来の印刷技術と異なり、型を作る必要がなく、デザインの変更もファイルを変更するだけで容易に行なえるため、小ロット生産やカスタマイズ製品にも適しています。また、レーザー彫刻の速度は早く、短時間で多くの製品を加工することが可能です。
▼彫刻部分が劣化しづらい
インクを使用せずに彫刻で表現するため印刷の劣化がありません。また、素材へのダメージを極力抑えることができるため、最終製品の品質も高い水準を維持することができます。
▼細かいデザインも可能
0.1㎜程度の微細なデザインも正確に表現が可能です。筆記体で企業名・人物名などを表現するのに適しています。
▼高級感のある仕上がり
レーザー印刷は金属製・木製・アルミ製・真鍮製などの商品を対象としています。それぞれがインク印刷では表せられない深みのある仕上がりになります。
3. レーザー印刷に向いている素材
レーザー印刷は、細かいディテールを美しく表現できる印刷方法ですが、すべての素材がレーザー印刷に向いているわけではありません。一般的に、金属・木材・アルミなどがレーザー印刷に使われることが多いですが、その中でもとくに金属や木製品に適しています。
金属製品
金属製品へのレーザー印刷の魅力は、精度の高い作業が可能で、非常に繊細なデザインも鮮明に表現できる点が挙げられます。また、接触を伴う加工が不要なため、金属の表面を傷つけることなく印刷をすることができます。これにより、金属の強度や耐性が損なわれることなく加工を行うことができます。さらに、レーザー彫刻は加工スピードが速いため、大量生産にも適してます。
木製品
木材はレーザーの光を吸収しやすく、炭化しやすい特性があり、それによりコントラストの高い美しい彫刻が可能になります。レーザー印刷では熱影響ゾーンが非常に小さいため、木材の焦げや歪みが最小限に抑えられ、精密な加工を施すことができます。さらに、木材の種類に応じて最適なレーザー設定を行うことで、様々な色調や質感の変化を表現することも可能です。
4. 印刷工程
①データの用意
illustratorのデータで原稿を作成したものを使用します。黒部分にレーザーが照射されます。
②固定
商品がずれないように治具で商品と照射位置のセッティングを慎重に行います。
③印刷
超高温のレーザーで素材を溶かして印刷します。
④完成
レーザー印刷の完成です。
5. レーザー印刷対応のおすすめノベルティグッズ
レーザー印刷は、立体感のある雰囲気と素材自体の自然な風合いが楽しめる印刷方法です。レーザー印刷対応のおすすめノベルティグッズをご紹介します。
真空ステンレス サーモタンブラー
マットな光沢とスモーキーなカラーに高級感が漂う、少し大きめのタンブラー。ぽってりとしたフォルムは手に馴染みやすく、記念品にもおすすめです。
■容量:390ml
単価:489円 (税込538円)
真空ステンレス ポケットボトル
ポケットサイズで携帯ラクラク!お散歩時などの水分チャージにぴったりです。小さめバッグのサイドポケットにも入れられる手軽さが魅力です。
■容量:120ml
単価:299円 (税込329円)
じわっととろける アイスクリームスプーン
冷凍庫で固くなったアイスクリームがじわっととろけて食べやすくなるスプーンです。
単価:139円 (税込153円)
カラビナ付 LEDライト
カラビナ付きでバッグなどに取り付け可能。ライトの前面部分をスライドすると照射角度の変更が可能です。
※レーザー印刷をすると側面が光ります。
単価:224円 (税込247円)