ノベルティの販促で失敗しないために気を付ける点とは？

販促活動のために初めてノベルティを配ることになったけれど、わからないことだらけで不安という方はたくさんいらっしゃいますよね。

どのノベルティを選んだらどのような配り方をすれば失敗しないか悩むもの。

この記事ではノベルティを選ぶにあたり、気を付けた方が良い点をご紹介いたします。

このようなお客様に向けて書いています

・初めてノベルティを制作する販促担当者様

・どんなノベルティを制作したらいいかよくわからない担当者様

・以前ノベルティの制作で失敗してしまったことがある担当者様

■ノベルティを配布するときの考え方
■季節性も考慮したノベルティ
■配布して喜ばれるノベルティとは？
1. 1.イベント参加者のことを考えたノベルティを配布する
■ノベルティ制作会社を決めるポイント
■安心できる定番ノベルティ10選

■ノベルティを配布するときの考え方

1.ノベルティを配布するターゲットを決める

ノベルティグッズ選びは、「効果が出るか」を考えて企画する重要な販促活動です。

無料で配布するノベルティは、企業が負担する販促品です。費用を掛けるからにはきちんと効果が出ることが重要。なんとなくでノベルティを選定するのではなく、どんな人を対象として配布するのかをあらかじめ考えておきましょう。
ターゲット顧客を想像するときは、「30代主婦」「60歳男性」などと具体的に相手をイメージしましょう。相手がはっきりしているほどノベルティ企画は明確になります。

2.どこでノベルティを配布するか確認する

展示会でノベルティを配るなら「企業名（商品名）のPR」、自社商品説明会での配布なら「製品のアピール」、セミナーで記念品として配布する場合は「参加者の満足度アップ」等、配布する場を考えることでどのようなノベルティを制作するべきかが変わってきます。

ノベルティを配布するシーンを想像しながらその場にマッチしたノベルティを制作するようにしましょう。

3.配布するノベルティを選ぶ

ターゲットとノベルティの配布目的を明確にしたら、ターゲットに合わせてアイテムを選びます。配布目的がPRの場合はアイテム本体に名入れ、顧客満足が目的なら名入れせずギフトパッケージに入れるなど、目的に合わせてアイテムをアレンジしましょう。

当サイトでご購入いただいているお客様はビジネスマンを対象にしたノベルティを制作いただくケースが大半です。昨今はウイルス対策にフォーカスがあてられることも多いことから、除菌グッズや飛沫防止グッズなどのお問い合わせが非常に多くなっています。

4.配布後はきちんと効果測定を行う

ノベルティを配布したら、きちんと効果を検証します。

・集客数は上がったか
・期間中の販売は増えたか
・認知度は上がったか
・問い合わせや商談は増えたか
これらの項目をデータで取るようにし、ノベルティの効果があったか検証するようにしましょう。ノベルティは集客の為に販促費を使用して制作する貴重な宣伝グッズ。

必ず効果測定を！

5.汎用性が高いノベルティ

国産ボールペン

ボールペンなんてどれも同じと思っていませんか？ノベルティとして手にする機会が多いアイテムですが、実はデザインや機能はもちろん、書き心地やインクの性質まで様々な特性が！ターゲットや目的に合わせて選び分けることで、より印象的で喜ばれるノベルティに仕上がります。

トートバッグ

レジ袋の有料化により、エコバッグの問い合わせが急増中！コンビニなどのちょっとした買い物にも袋が必要になり、あらためてエコバッグの必要性を感じる方が増えているようです。様々なデザイン・サイズ・機能の商品が登場し、シーンやスタイルに合った商品を選ぶことができるようになった今、エコバッグはもっとも熱いノベルティと言えそうです。

名入れタオル

挨拶回りや引っ越し、お中元など取引先や近隣の方へのご挨拶に欠かせない品が名入れタオルです。実用性とPR効果を兼ね備えた、誰にでも便利に使っていただける定番ノベルティです。

■季節性も考慮したノベルティ

ノベルティを考えるとき、季節感はとても重要なポイント。季節のうつり替わりに合わせ、人の関心も変化します。これをシーズンモチベーションと言います。例えば、1月であれば新年、成人式、2月は節分、バレンタイン、3月ならひな祭りや卒業、ホワイトデーなどが思い浮かびますね。季節を意識することで、ターゲットの「欲しい気持ち」にマッチしたノベルティを選びやすくなります。

1.春におすすめのノベルティ

ランチ用品（お弁当箱、箸＆ケースなど）
春の行楽、入園・入学、新生活などのキーワードから浮かんでくるのがランチグッズです。子供から社会人までターゲットの年齢幅が広いノベルティです。

ハーブ、お花の種、桜のデザイン
「春」→「花」の連想は、万人に共感されるイメージ。ビジュアルも華やかになるため、好感度の高いプロモーションが展開できます。

ステーショナリー
進入学、新年度、フレッシャーと言うキーワードから、文具などのデスク用品もオススメ。4月スタートカレンダーやスケジュール帳なども便利です。

2.夏におすすめのノベルティ

うちわ、扇子
近年の猛暑日本では、「涼をとる」アイテムは大人気。うちわや扇子は多様なデザイン展開ができるので、オリジナルノベルティにぴったりです。

冷感タオル、クールマフラータオル、ひんやりアイマスク
熱中症が社会問題化する昨今、冷感アイテムは欠かせないノベルティグッズ。新素材のものは目新しくインパクトがあります。省エネ志向の強いシニア層にも喜ばれます。

ウェットティッシュ、あぶらとり紙
汗をかきやすい季節にはとても喜ばれるノベルティグッズ。取り出し口やケースをオリジナルにすることで広告効果も高く、コンパクトで配布しやすいことも人気のポイントです。

3.秋におすすめのノベルティ

レジャー用品
秋の行楽、アウトドアイベントなどにレジャーグッズが大活躍します。レジャーシート、水筒、ピクニックセットなど考えられるノベルティも多彩です。

食品、お菓子
収穫の秋、食欲の秋にグルメなノベルティは喜ばれます。特に麺類やお菓子などは手軽に食べられることもあり人気です。

4.冬におすすめのノベルティ

カイロ、カイロケース
防寒対策用品・あったかグッズは、とりわけ女性やシニアターゲットに強いアピール力があります。使い捨てカイロは、価格も低めで大量に配布するノベルティに適しています。

加湿器
冬に欠かせない加湿器は、健康志向の強いターゲットにおすすめです。デスクで使えるコンパクトな気化式加湿器が人気です。

クリスマス、お正月小物（キャンドル、オーナメント、祝箸、干支飾りなど）
クリスマス、お正月関連グッズは種類も多く、重なっても欲しがる人が多いので有効性の高いノベルティです。
1年を通しての季節感を考えることは、ノベルティプランニングの基本です。ノベルティ選びに悩んだら、上記を参考に選んでみてはいかがでしょうか。

■配布して喜ばれるノベルティとは？

もらう人に喜んでもらわなければ、費用をかけてノベルティを配っても満足のいく広告・販促効果は見込めません。顧客やイベント参加者にとって、もらって嬉しいノベルティとは、どんなものでしょう？もらって喜ばれ、そして配布する側のメッセージも自然に伝わる、ノベルティ選びのポイントを知っておきましょう。

1.イベント参加者のことを考えたノベルティを配布する

ノベルティをもらえば、ふつう悪い気はしないはず。ところが、もらったノベルティがその人にとって実用性のない、世代・性別に合わないものだった場合、ノベルティ配布が逆効果になってしまう恐れがあります。たとえば40代男性へのノベルティなのにファンシー過ぎるアイテムなどは、「こんなものはもらってもいらない」とネガティブな感想を持たれてしまうかも……。そうならないためには配布する相手を想定し、「喜ばれるものは何か？」を考えることが大事です。

・定番のノベルティ

実用性の高いノベルティ
ふせんメモ、救急絆セット、ウェットティッシュ、LED付きボールペン、タッチペン付きボールペン、クリアファイルなど

会場ですぐ使えるノベルティ
不織布バッグ、トートバッグ（展示会場のカタログ入れ）、ボールペン
メモ帳、ビーチボール、フライングディスク（子供イベント）
レジャーシート、折りたたみクッションシート、帽子（屋外フェス）など

・男性向けノベルティ

ビジネスシーンに合わせたノベルティ
モバイルバッテリー、ツールセット、ふせん、多色ボールペン、レターオープナー、スケール、レンズ（タブレット）クリーナーなど

男性的なテイストのノベルティ
ステンレスボトル、レザーのふせんブック、革のカードケース、メタルケースのメジャーなど

・女性向けノベルティ

身の回りの消耗品ノベルティ
ポケットタイプの拭くだけ化粧落としコットン、デオドラントウェットティッシュ、あぶら取り紙、リフレッシュ温浴剤（ハーブ＆アロマタイプ）、石鹸など

女性に喜ばれるノベルティ
コンパクトミラー、ネイルファイル、ミニポーチ、ミニトート、エコバッグ、パスケース、シュシュ、バスソルト、ブランケット、ミニタオルなど

ノベルティを考えるとき、ターゲットに合わせたアイテム展開は欠かせません。上記を参考にもらった相手に嬉しいと感じてもらえるようなノベルティを選ぶようにしましょう。

■ノベルティ制作会社を決めるポイント

ノベルティを製作するとき、どこへ頼めばいいのか悩むことはないでしょうか？ネットで探せばノベルティを販売する会社は数多くありますが、優良な会社を選ぶにはどんな点がポイントになるのでしょうか？ここでは満足のいくノベルティ製作に欠かせない、会社選びのコツとして6つのポイントをご紹介します。

1.担当者が納品まで対応してくれるか

ノベルティグッズは同じ商品でも価格や品質が大きく異なります。またお申込み条件や納期など様々な調整が必要となる為、担当者がマンツーマンで納品まで対応できる会社を選ぶと安心です。WEBで完結できる通販型サービスの方が便利なように思われますが、想定外の費用がかかってしまったり、納品後に届いた商品がイメージと違ったりといったトラブルも少なくありません。細かな発注にも親切に対応してくれる、小回りの利く会社を選ぶのがオススメです。

2.見積もり対応や納期は早いか

ノベルティ製作において納期は重要なポイントの一つです。特にオリジナルでノベルティを製作する場合、納期が長くかかるケースがあります。「入稿してから何日で完全納品できるか」をしっかり確認することが大切です。納期だけでなく、依頼してから見積もりが出るまでの対応スピードもポイントです。優秀な会社はスケジュール管理や応対がきちんとしています。

3.サンプル品の手配は可能か

ノベルティの相談をした際、きちんと現物でサンプル品を作成することが可能な会社を選びましょう。
中には自社で在庫を持たず、依頼が来てからノベルティを揃える業者もあります。こういう業者に発注すると後から発注量が揃わないということも……。在庫をきちんと持っていれば、納品もスピーディで安心です。

4.印刷の品質は十分か

ノベルティの名入れは、企業が発信したい情報そのもの。きれいな印刷で美しくメッセージを伝えたいですね。ノベルティ製作会社に手掛けたオリジナルノベルティのサンプルを見せてもらいましょう。印字がかすれていないか？汚れていないか？など、仕上がりを細かくチェックして、印刷技術の高い会社を選ぶようにしてください。

5.事前サンプルの作成が可能かどうか

作ったノベルティにもしも誤植があったら、経費が無駄になるだけでなく再製作で納期が間に合わないことも考えられます。名入れをするときは、きちんと校正を出してくれる会社を選びましょう。校正では文字だけでなく色もチェックできるので、出来上がったノベルティを見て真っ青……というトラブルを回避することができます。